PS1の旧作ソフトをPSPやPS3にダウンロードして遊べるPSゲームアーカイブス。
今までPSPでこれを利用するには、PS3を通してのダウンロードしか手段がなかったのですが、″利便性向上″の名目の元、9/20よりPCからPSPへのダウンロードが可能になりました。PSPは持ってるけどPS3の購入予定は全く無いオイラにはとても朗報です。
プレイステーションネットワーク用のアカウント(ようはXBOX LIVEのタグみたいなもん?)を作成すれば、あとはPCに繋いだPSP内のメモリースティックに、ストアからソフトを購入しDLするだけ。ただしPSPのファームウェアが最新じゃないと落とせません。
プレイステーション文化黄金期のタイトル群が、エミュレーターという手段をとらずに気軽に携帯機で遊べるのは嬉しい限りです。オイラのPSPもこれでやっと生きる道を見つけられましたよ!なにせここしばらく″みんなの地図専用ハード″としてしか機能してなかったので。
ちなみにアーカイブソフトのお値段は一律600円。コンビニなどで購入できるチャージ用のPSネットワークカードの最低単価は一枚1000円。なるべく半端を出そう出そうとする商法は、どの会社でも一緒だったんだね、ちょっぴり安心したよ。
そしてオイラが最初にチョイスしたソフトがこのDEPTH。PS1用のパッケージソフトもまだ手元にあるけれど、これはむしろ据え置き機よりもPSPと非常に相性のいい作品に思えたからです。
イルカを泳がせて音の断片を集め、それらを任意に編集。イルカのクルーズがダイレクトに音のグルーブに関わってくる、言うなれば観念的な簡易ミュージックシーケンサーソフトがこのDEPTH。
機能性に特化したシーケンサーソフトではなく、操作の基本的な部分をイルカの泳ぎに集約させたことで、紛う事なきプレイステーションのゲームソフトとして成立した真の意味での音ゲー。
一般に言う音ゲーが、実は音楽やリズムを題材にしたアクションゲームでしかないのに対し、このDEPTHは「コンシューマーゲーム機という制約の中で音でいかに遊ばせるか」という命題にチャレンジし成功した、まさにプレイステーション文化の申し子のような作品。今でも一部に熱狂的なファンを持つ傑作です。
そして案の定このDEPTHは、PSPとの相性が実に抜群なゲームでした。
出力の問題なのでしょうか、あるいは画面が小さい為アラが見えにくくなってるからでしょうか、PSPでプレイするDEPTHのビジュアルはPS1のそれより遥かに美麗です。
そして何よりローディングの楔から解き放たれた事が一番のメリットでしょう。(これを経験しちゃうと、UMDディスクのゲームがますます疎ましく思えちゃうかもしれませんけど)
ちょっとした空き時間、あるいは据え置き機のヘビーなゲームのプレイの合間など、任意な時、任意な場所で、それこそ30秒だろうが1時間だろうが思い思いの間だけ、この素敵なアンビエントミュージックの海でのクルーズが楽しめるのは正に至福!
DEPTHの本当の居場所は、この両手の中に(無理矢理)収まる黒い携帯機の中だったと確信せずにはいられません。


