Ghostbusters The Gameの楽しさはお化け退治だけじゃない。
随所に盛り込まれた映画のファンへの、ボリューム満点なサービスの数々だってあるのだ。
試しに自由行動が出来るときに、ゴーストバスターズオフィスの中を、隅から隅までじっくり見て回るといい。
このゲーム中のバスターズオフィスは、細部の細部までそれこそ執拗に再現されていて、見ているだけでもしばらくは飽きが来ないほどだ。
オフィスの二階は研究室と仮眠室。研究室には怪しげな機械や、今ではレトロなコンピュータなどが、所狭しと並んでいる。
隅にはビデオゲームのアップライト筐体まで完備。そこで油を売っているのは、大抵がベンクマンだ。
仮眠室の脇にあるロッカーの一つは、いつも整理がつかずぐちゃぐちゃの状態。誰のロッカーかは、改めて言うまでもないだろう。
二階と一階を繋ぐのは、階段の他に勿論レイ・スタンツ御用達のすべり棒も備わっている。
オイラも真っ先にこの棒に飛びついて滑り降りた。するとピコンと音を立てて解除される実績。このゲームは実績までぬかりがないぞ。
そしてミッション中には、PKEメーターによる霊気探索で、思いもかけないボーナスオブジェが手に入ったりもする。
はねるトースターやマシュマロマンのミニレプリカなど、映画版ゆかりのグッズの数々は、発見するときちんとオフィスの中に陳列されていくのだ。
中には『ゴーストバスターズ2』に出てきたボス、ヴィーゴの肖像画なんて大物も。そしてこのヴィーゴの肖像、例の尊大な態度でボキャブラリー豊かに喋ってくれたりもします。
さらにメインの三人以外にも、映画版に準じたキャストがしっかりと出演。モデリングのみならず声もきちんと担当。
ウィンストン役のアーニー・ハドソンは言うに及ばず、事務担当ジャニーンのアニー・ポッツ、そして映画の一作目でお化け以上にバスターズを悩ませてくれた小役人ウォルター・ペックまでもが再登場。
ペックを演じるのは勿論ウィリアム・アザートンだ。アザートンにしろマーレイやライミスにしろ、今ではもう揃ってアラカン世代だが、ゲームの中でならいくらでも若い姿で登場できる。
ビル・マーレイの兄弟、ブライアン・ドイル・マーレイとジョエル・マーレイも、ちゃっかりカメオ出演。
そして本作オリジナルのヒロインは、'80年代の日本で何故か不思議に人気があったアリッサ・ミラノ。
アリッサとちゃっかりいい仲になるのは・・・・・、ベンクマン、また貴様か!貴様にはシガニー・ウィーバーが居るだろうが!
残念ながらそのシガニー・ウィーバーは、本作には登場しない。そしてやはりシリーズ主要キャストの一人、リック・モラニスも未登場。
いや、待てよ。モラニスが出てこないってことは、受付嬢ジャニーンはこのゲームの中ではフリーってことになるよな。
映画版に於いても「シガニー・ウィーバーよりは、断然アニー・ポッツ」という感想を抱いていたオイラ。ましてアリッサ・ミラノとの比較においてや!
「ジャニーン!ジャニーン!確か母性本能をくすぐるのがタイプって言ってたよね!俺なんてどうすかぁ!?」
オフィス自由移動時間が始まると、真っ先にジャニーンの元に駆けつけるオイラ。
嗚呼しかし、残念ながらこのゲームでのジャニーンは、ひっきりなしに掛かってくる電話の応対に追われて、受付のデスクからちっとも出てこないのであった。
アニー・ポッツって、ポスト・ゴールディ・ホーン的な存在になるとオイラは予想していたんだけど、その後はなんとなく地味な脇役女優さんに落ち着いてしまいましたね。
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