2009年07月06日

【Ghostbusters The Game】Who You Gonna Call ?

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『ゴーストバスターズ』も『ゴーストバスターズ2』も、実は決して際立って面白い映画じゃない。
お話は凡庸だし展開もたるく、ギャグの切れ味だってイマイチだ。あれより優れたビル・マーレイやダン・エイクロイドの出演映画は他にいくらでもある。
だけど『ゴーストバスターズ』は唯一無二の映画だ。優れてはいないけれど、際立って楽しい映画。なんか矛盾していることを言っているような気もするが、とにかくストーリーなんかまるで印象に残らないのに、なんとなく楽しい気分にだけはさせてくれる。そう言う意味では実に'80年代的な映画だ。
そのゴーストバスターズ生誕25周年を記念して登場したこのGhostbusters The Gameは、ダン・エイクロイドとハロルド・ライミスが脚本を手がけた、実質的なゴーストバスターズ3。
いや、映画の3は製作が噂されているから、この場合はゴーストバスターズ2.5と言うことになるのか。
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映画の一作目の途中で、アーニー・ハドソン演ずるウィンストンが唐突に第四のゴーストバスターズとしてメンバーに加わったとき(これは見え見えの黒人観客層に対する配慮だったが)、「そんな奴を入れるくらいなら、この俺をゴーストバスターズで雇ってくれよ!」と身悶える思いをした人は多いはずだ。
あのユニフォームを着て、あの重そうな機材を背負って、あの男前と言えない三人と並んで、ゴースト目がけてプロトンビームをぶっ放したりしたかった。そんな子供じみた願望を抱いていたのは、決してオイラだけではないだろう。
このゲームでは、それが思う存分できるのだ!
映画の一、二作目と、このゲーム版を含めたゴーストバスターズ三部作の中で一番の傑作は、紛れもなくこのゲーム版だ。
何と言ったってこの”ゴーストバスターズ2.5”の主役は、自分なのだから!
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プレイヤーはゴーストバスターズの新入社員。もう見るからにケツの青い若僧。
メンバーからは小僧扱い。特にベンクマンからは、嫌味に満ちたジョークをこれでもかと浴びせられる。
まぁこの人たちは、口は悪いけど決して人が悪いわけではない。ベンクマンだけは怪しいものだが・・・・。
ゴースト捕獲の作業は基本的に釣り。プロトンパックが釣り竿でプロトンビームが針と糸。そしてゴーストを吸い込むトラップボックスが魚籠ということになる。
ゴースト目がけてプロトンビームを放射。見事ゴーストを引っかけたら上下左右に振り回してこれを弱らせ、そのままトラップボックスまで誘導。抵抗するゴーストをボックスに吸い込んだらすかさず回収。
これを手際よくこなせば、メンバーも「上出来だ、小僧。」と褒めてくれるだろう。まぁその横には、プロトンビームの大乱射でホテルを滅茶苦茶にされて、青ざめた顔で震える支配人の姿もあるかもしれないが・・・・。
ゴーストを捕獲して振り回す作業は、PS2のゴーストバイブレーションというゲームにそっくりなのだが、考えてみればそれはゴーストバイブレーションが元々映画ゴーストバスターズの影響下にあったってことか。
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ウィンストンを含めた四人と並んでプロトンビームをぶっ放す。これが出来るだけでこのゲームの面白さは保証されたようなものだが、それに留まらず、Ghostbusters The Gameは細部に渡るまで贅沢に作り込まれた素晴らしいゲームだ。
斬新なアイデア、独自のシステムが無い。このゲームの欠点なんて、せいぜいその程度くらいしか見当たらない。
『ゴーストバスターズ』を観たことがある人がこのゲームをやらないとしたら、それは物凄く勿体ないことだと言うしかない。
いかにも'80年代的な呑気な展開だった映画版と違って、このゲーム版は(舞台は'90年代初頭だが)21世紀的なエクストリームな展開。
なにせ序盤の山場でいきなりマシュマロマンことステイパフが登場するのだ。
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そして映画では愛嬌たっぷりだったマシュマロマンも、いざゲームの中で向き合ってみると、これが怖いのなんの。
タイムズスクウェアをぶち壊しまくるあいつを真下から見上げてごらん。怖いなんてもんじゃないよ。
マシュマロマンの追撃を逃れてビルの中に逃げ込んだとき、ビルの上階の窓からあいつに中を覗き込まれたりなんかされたら、思わずちびりそうになること請け合いだ。
そのマシュマロマン撃退の矢面に立つのは新入りのオイラ。ああ、そうなのね、危ないことはみんな新入りのオイラにお鉢が回ってくるのね。
窓清掃用のゴンドラにぶら下げられて、キングコングよろしくビルをよじ登ってくるマシュマロマンと一対一の激闘。こええよ、こっち登ってくんなよ、てめえ!
マシュマロマンがそうまでして追い求める本作のヒロインは、シガニー・ウィーバーではなく・・・・アリッサ・ミラノ!?このキャスティングも、いかにも'80年代的だなぁ・・・・。

<北米版・リージョンフリー / 日本のXBOX360本体で動作します>

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posted by 与一 at 18:38| Comment(5) | TrackBack(0) | XBOX360 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
噂の劇場版3の日本公開までには国内版が発売してくれるはず!!

なんて甘いですよね…自分も北米版買っちゃおうかな?
Posted by まび at 2009年07月07日 01:02
うっわ〜コレめっちゃ面白そうですよ〜
映画も最高だけどそれ以上なんて・・・
ホリデーシーズンまでには手に入れたい一品です!!
Posted by hats89 at 2009年07月07日 01:36
>まびさん

ネームバリューのあるタイトルだし、内容も充分すぎるクオリティだし、これで発売元がEAかTHQかUBIあたりだったら、間違いなく日本版がすぐに登場してたんでしょうけど、ATARIってのがなぁ・・・。
これだけ面白いゲームなんだから、どっかの会社がローカライズに踏みきって欲しいです。
プレイアクティブ中もメンバーががんがんジョーク交えて喋りまくるので、オイラも是非日本版で遊んでみたいです。


>hat89さん

前評判に違わぬ面白さでしたよ。
グラフィックも相当なレベルだし、細かいところまで執拗に書き込まれています。
これを遊んだ後だと映画版がチープに見えちゃうくらいですよ。
もっとも映画はさすがに25年前のものだから、それも仕方ないけれど。
最新のハリウッド技術で作る映画版3にも、俄然期待がかかっちゃいます。
Posted by 与一 at 2009年07月07日 10:40
『プロトタイプ』と一緒に買ったんですけど
コッチばかり遊んでます。
しかし良く出来てますよね。
『ウルヴァリン』もやりましたがコイツもかなり遊べました。(まんまDMC4という気もしましたが)
なんか今年の海外産は例年にない当たり年になるような気がします。
Posted by 松戸のサル at 2009年07月09日 07:53
あらゆる面できっちり作り込まれていて、手抜きが全く無いですよね、これ。
当初の予定から大幅にずれ込んだのも納得できるくらいです。
これ、相当お金掛かってるだろうなぁ・・・・。
Posted by 与一 at 2009年07月09日 13:37
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