2008年08月23日

【Mace Griffin: Bounty Hunter】FPSを声優買い

Mace Griffin.jpg
ゲームを買う基準に”声優買い”というものが存在する。
広川太一郎目当てにツイステッドを買うとか、ハマコー目当てにサイコトロンを買ったりするような行為を挿すのであろう。
そしてこのMace Griffin: Bounty Hunterをオイラが購入した理由も、この声優買いであった。
パッケージ裏にでかでかとfeaturingの文字が躍るその声優さんの名前はヘンリー・ロリンズ。言わずと知れたパンクロック史にその名を残す超重要グループ、Black Flagのシンガーだったその人である。
アメリカのパンクロックのみならず、アメリカのロックの潮流をも変えてしまった(力任せに捻じ曲げてしまった)ほどの影響力を持った、正にパンクレジェンド。
極論を言っちゃうと、このバンドが存在しなかったらNirvanaの登場も無かった、とまで言い切れちゃうような存在なのだ。

Black Flag解散後のロリンズは、自らの名を冠したプロジェクト、Rollins Bandの他にも、ラジオDJ、スタンダップコメディアン、俳優と、さらなる活動の場を広げていきました。
彼の出演映画の中で、日本でも比較的知られているのは、ウィリアム・ギブスンの短編小説”記憶屋ジョニイ”をキアヌ・リーブス主演で映画化した『JM』でしょうか。
ロリンズの他には、ビートたけし、アイスT、ドルフ・ラングレンという、まるで闇鍋のようなキャスティングのこの映画。
世間一般からは酷評されいるし、まぁそれも止む無しとも言える内容だけど、この魅力的かつ滅茶苦茶なキャスティング(キアヌ除く)に、ウィリアム・ギブスンとシド・ミードを絡めた奇天烈B級映画と思えば結構楽しめますよ。
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そんなマルチな活動を展開させていたロリンズが、今度はゲームで声優を務めたらしい。
その情報を、ある中古レコード屋の店員さんから聞かされた時は、さすがにパンクロッカーとゲーム声優の素っ頓狂な組み合わせに戸惑いました。
「それって遠藤ミチロウがファイナルファンタジーの主役の声をやるようなもんだよな。」などと、その店員さんとゲラゲラ笑いあった覚えがあります。
そして当初の予定から遅れて2003年、遂に発売されたフィーチャリング・ヘンリー・ロリンズなゲームが、このMace Griffin: Bounty Hunter。
ロリンズが演じるのは主人公の賞金稼ぎ、メイス・グリフィン。非常のソツの無い演技でこの役をこなしております・・・・・って、それじゃ別にロリンズ先生にわざわざ声優させる意味ないじゃん!
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そしてゲーム内容も極めてフツーな出来のSF設定のFPS。良く言えばこれまたソツの無い、悪く言えば凡庸な内容。
途中に3Dの宇宙空間シューティングが挿入されるという特徴こそありますが、はっきり言ってこのパートは詰まらない出来です。
ロリンズ先生主演のFPSと聞いて、ひたすらダークでヘヴィネスでアンダーグラウンドな内容の作品を勝手に期待していたこっちにも非があるのかもしれませんけど、その平凡な内容に思い切り肩透かしをくらいました。
ロリンズフィーチャーによって産まれる過剰な期待を抜いて見れば、平均的なレベルのそれなりに遊べるFPSなのかもしれませんけど。

<北米版・リージョンフリー/日本のXBOX本体で動作します>
タグ:FPS
posted by 与一 at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | XBOX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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