(これってただのチュートリアルでは?)多少の疑念の残るフォース基礎過程基本教習を終えた僕を待っていたのは、マスター・カイルの意外な一言だった。
「ようし見事だったぞジェイディン。これでもうお前はどこに出してもおかしくない立派なジェダイだな。」
えええ!?ちょっと、まだ僕はチュート・・・・い、いや、基礎過程基本教習を終えただけじゃないですか!?
「後は実践あるのみだ。さっそくお前には色々と働いてもらう事になるぞ。」
「そうだよジェイディン。帝国残存軍の脅威は今だ残り、その帝国軍となにやら接触を図っている謎のカルト教団の動きにも油断がならない現在だ。ジェダイの手は幾つあっても足りない有様なんだよ。」
そう言いながら部屋に入ってきたのはとっちゃん坊や・・・・い、いや、マスター・スカイウォーカーだ。
「君には優秀なジェダイの資質がある。他の有象無象の学院生どもとはモノが違うんだ。そんな資質にかける者たちと、こんなとこで仲良く学院ごっこやってる暇は君には無いと心得てくれ。」
・・・・・あの、じゃあこのゲーム、学院を舞台に設定したのって全然意味無いじゃないですか。
「スターウォーズの設定まず在りきで、ゲームの類は後からその設定に合わせて嵌めこんでくから仕方ないんだよ!文句あるなら僕がこんな学院創設したなんて設定作った奴に言いたまえ!」
そ、それってルーカスさんですか?
「知らないよ、そんなこたぁ!とにかく君は働きで、他の連中は月謝でこの学院、ひいては新共和国に貢献していくんだ。そして君の功績はこの学院の広告ともなる。言わば君は当校のとっての野川さくらみたいな存在なんだよ!」
・・・・あの、例えの意味がよく分かりません。
「いいんだよ分からなくても!さっそくで悪いんだが、ハン・ソロの奴が惑星タトゥーインで船を拿捕されて困ってるらしいんだ。ちょっと行って助けてきてやってくれないか?」
あそこにあるのは確かに本物のミレニアム・ファルコン号だな。トラクタービームで係留されてるのか、そいつ解除しないとな。ん?そこに居る毛玉の固まりは、君もしかしてチューバッカ?
「う〜うぅ〜う〜」(ぴんぽ〜ん、せいかい!)
ハン・ソロはどこに居るの?もしかしてレイア姫も一緒?
「うぅぅ〜う〜うぅぅぅ〜」(いるけどいない、しょうぞうけん、うるさい)
あ〜、ハリソン・フォードってそういうのうるさそうだね。キャリー・フィッシャーも引退してるようなもんだしなぁ。スターウォーズでしか食い扶持がなさそうなマーク・ハミルとは違うもんなぁ。
《僕は今は声優としてそこそこのキャリアを積んでるんだよ!何がスターウォーズしか食い扶持が無いだぁ!》
おわぁぁぁルークさん!こんな事でフォースを使わないで下さいよ!ケータイメールかなんかで済む事じゃないですかぁ!そうか、今声優やってるのか。なんかますます古谷徹とダブってきたなぁ。
《古谷徹って誰だよ!》
あ〜、じゃぱにーず・まーく・はみるです。じゃそういうことで忙しいんで、ぷちっ。さぁ、じゃあトラクタービームを解除しに行くか、チューバッカ。」
「う〜、うう〜、うぅうぅう〜」(たてもの、なか、しょうぞうけんかんけいないやつら、いる)
え?一体誰だろ・・・・・。
そうか、こいつらか・・・・・。
だけどさぁ、考えてみればハン・ソロって今はルークの義理の弟だよなぁ。いい年こいてふらふらしてる阿呆な身内を助ける為に、学院生に危険な事やらせてるわけだよな。これって公私混同もいいとこなんじゃないのかな・・・。
《そこらへんの事は深く考えないでくれ、ジェイディン。それよりチューバッカや凸凹ドロイドコンビと会えて楽しかったろ?》
ぶっちゃけあいつらあちこち色んな作品に出てくるんで、有り難味全然ないんですけど。
《まぁそう冷たいこと言うな。その調子で頑張ってくれ。では、フォースと共にあれ!》
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