2009年11月10日

【救急蘇生】

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ファンサイトコミュニティが昨年に行った”ユーザーの作るXNAゲーム”という企画投票で選ばれたアイデアを、北海道の新興ソフト開発会社スマイルブームがソフト化した作品。
出自、テーマ、内容、どれをとっても、まず制作され配信されたこと自体に意義があるようなソフトだと思います。
クイズ風の知識度チェックを差し挟みながら、ゲーム仕立てで心肺蘇生やAEDの使用などの一連の流れを学べるという仕組み。
軽いゲーム風味を加えてテンポよく進行するので、誰でも気軽にこの覚えておいて損は無い知識を学べるのがポイント。
インディーズゲームに、このようなソフトが登場すること、インディーズゲームというフィールドが、このような使われ方をすることに、素直に感心しました。
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プレイ時間そのものも数分程度で終わりますので、このソフトを一日一回ずつ軽くプレイして、救命措置の手順を頭に叩き込めば、もういつ目の前で急に人が倒れても、慌てず騒がず正確な対処ができるというものです(俺の場合、実際は間違いなくパニクるでしょうが……)。
こうして正しい救命措置を施した相手が、無事一命を取り留める。後日、その人物が日本有数の大財閥の会長と判明。
「君が正しい措置を施してくれなかったら命は無かったそうだよ。君は命の恩人だ。それにしても君のその冷静な判断は、大変見所がある。どうだ、ひとつ私の養子にならないか?」
「うわぁぁぁい、やったぁ!」
なんて展開が起こりうる可能性が、例え0.00001%ほどでも開けたと思えば、80MSポイント程度の投資など実に安いものです。
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このソフトの収益は、AEDを普及させるための団体に寄付されるとのこと。
まあ完全版を買う買わないは別にして、体験版のレベルでも救急蘇生の一通りの流れはうかがい知れることができますので、一度試されてみてはいかがでしょうか。

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2009年11月09日

【F1GP】3DO産F1ゲーム

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トヨタの完全撤退。そしてルノーも撤退の検討を始めているなど、何やら風雲急を告げているF1。
モータースポーツというのは他のスポーツと違って、産業と密接な関係を持ちながら歩んできたジャンルであるが、その肝心の産業がT型フォード以来の百年の歴史から初めての一大転換期を迎えようとしている今、モータースポーツもその在りようを大きく問われる時に入っていると言えるだろう。
これがNASCAR辺りであったら、例え電気自動車が主流の世界になろうとも、「いや、俺たちはあくまでこれを勝手にやってますから」とばかりに、モンスターマシンがごりごりと体を擦り合わせるレースをやり続けていき、ファンも相変わらずそれに声援を送り続ける光景というのは、有り得るかもしれない。
しかし、ことF1に限っては、今の規模で大会を運営し続けることは、到底不可能に近いのではないか。
それに何よりも、この一大転換期にFIAという旧態依然とした組織が対応できるとは、とてもじゃないが思えない。電気自動車時代のモータースポーツを司るのがFIAである必要は全く無いのだし。
自動車そのものの在り方が大きく変わろうとしている中で、F1の未来は果たして存在しているのだろうか。
五年後くらいにはF1が消滅している。そんな事態になっても一向におかしくないかもしれない。
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ソニーがF1のライセンスを独占して、F1ゲームがPSプラットフォームのみで発売される状況が、最近まで長く続いていたが、それ以前のF1ゲームは、各ハードで競って登場していた。
メガCDで発売されたF1ゲームの密かな秀作ヘブンリーシンフォニーに、「おーっと、右京逆走!何を考えてるんでしょうか!」と三宅アナになじられてばかりのF-1 Live Information(サターン)。
いずれもフジテレビが大きく関わっている作品だが、それだけフジサンケイグループとF1は、我が国に於いては切っても切り離せない関係だったということだろう。
そして我らが3DOに登場したF1ゲーム、その名もF1GPは、その決定版とも言えるような作品だ。なんたって本作は、企画・制作・販売をポニーキャニオンが担当。つまり、フジサンケイグループが総力を挙げて送り出したF1ゲームなのだ。
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しかし、このF1GP。当初は3DO立ち上げ時期での発売が予定されていたのだが、そのままずるずると発売は延期されていってしまう。
当時の3DO専門誌に載ったこのゲームの広告などには、「これまでにない本格的なF1レースシミュレーターを目指し、妥協を許さずクオリティアップに努めています。もう少しお待ちください」なんて弁明が出ていたのだが、そんな言葉を額面通りに受け取る純粋な時代が俺にもありました。
そして本作が遂に発売されたのは、3DOが既に黄昏の季節に突入していた'95年の終わり頃。
当時、家庭用ゲーム機のモータースポーツゲームでは、あのデイトナUSAがぶいぶい言わせていた時期でしたが、実に二年以上の時を掛けて練り込まれたこのF1GPは、デイトナUSAなど軽く吹っ飛ばすほど充実した内容だろう。そんな期待もひとしおだった。
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ゲームを起動させると流れるのは、当時のF1中継のオープニングでさんざん眼にしたあのCG。BGMはもちろんT-SQUAREの"Truth"。テレビで観る流れそのままだ。さすがフジサンケイグループが総力を結集したF1ゲーム!
一刻も早くコースに飛び出したい気持ちを抑えて、まずはデータベース部分。
シューマッハ、デーモン・ヒル、ベルガー、アレジ、クルサードら、当時のトップドライバーたちの詳細なプロフィール。
そしてウィリアムズやフェラーリは元より、シムテックなんて徒花チームまでのデータを網羅し、それにミニコラムまで付け加えている。
圧巻は各コースの紹介だ。コースごとのレース結果データに、サーキットにまつわるトピック。コーナーごとの攻め方を詳細に解説してもいれば、過去のレースからピックアップされたムービーまでも収録してある。
さすがフジサンケイグループが総力を結集して(以下略)。まさにF1ゲームの集大成を目指していると言っても過言ではないだろう!
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さらには些細な箇所までに及ぶ細かいセッティング項目。”リアリティ溢れるF1ゲームを目指して、二年間ブラッシュアップを重ねてきた”、そんな煽り文句が嘘には見えないぞ、ここまでは!
気分を昂ぶらせてコースに飛び出した俺。すると画面に映るのは、まるで幼児が作った積み木細工の様な自称F1マシン!
そんな不細工なシロモノが、まるでコースの上をつるつると滑るかのように移動していくその様を目の当たりにして、俺は十秒余りの間、パッドを操作するのも忘れて、ただ呆然と画面を凝視していたのだった。
フジサンケイグループが総力を挙げ、二年の歳月を掛けて送り出したのが、こんなメガドライブ版バーチャレーシングとどっこいの貧相なシロモノだったとは。あいつらに期待した俺が馬鹿だったぁ!
もちろんバーチャレーシング云々というのは、見た目だけの比較であって、肝心のゲーム部分はバーチャレーシングには、まるで及んでいないということは、あえて付け加えるまでもあるまい。
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このF1GPは3DO末期の作品ということもあって、幸いなことに多くの人の眼に触れることなく終わってくれた。
そしてF1のライセンスをSCEが独占取得。あの大傑作、Formula 1(制作を手がけたのは、あのPGRシリーズのBizarre Creationsだ)を皮切りに、長きに渡ってF1ゲームを一手に供給してきたのだが、その独占契約も切れ、現在F1のゲーム化ライセンスは、コードマスターズの手に渡っているらしい。
そんなコードマスターズにしても、F1そのものの先行きについては、気が気ではないところだろう。
なにせ10年後にはF1ゲームというジャンル自体が、スピリット・オブ・スピード1937のような存在になっているかもしれないのだから。

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posted by 与一 at 17:10| Comment(3) | TrackBack(0) | 3DO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月08日

【NHL2K10】今年の顔はオベチキン

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♪ ホッケーをやるんだ スケートしてぶん殴るのさ
  みんな週末には 俺の姿をCBCで拝むことになるぜ
          <Hanson Brothers - I'm Gonna Play Hockey>
今年はとうとう、本場NHL開幕とそれ程のタイムラグもなしに日本でも発売された、2Kスポーツのアイスホッケーシリーズ最新作、NHL2K10。
とは言え、街のゲームショップは元より、大型家電量販店などでもなかなかその姿を見つけることができず、「これって本当に発売されているの!?」と疑心暗鬼になってしまったが、なんとかビックカメラでその身柄を確保することができた。
老舗EAスポーツとの熾烈な競争を戦う2Kスポーツだが、なんとなくイメージとしては、EAスポーツ=WWE、2Kスポーツ=TNAくらいの開きがついてしまっていることは否めない。
このアイスホッケーものにしても、世間一般の評価ではEAスポーツのNHL10の方が高いのだが、しかしここは、日本では未発売&北米版はリージョンロックでアジア版も出ないNHL10よりは、中身は英語版とはいえ、しっかり日本発売を果たしてくれたNHL2K10の方に肩入れしたくなってくるではないか。
それにNHL2K10だって、充分すぎるくらい面白って!
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通常の試合モードの他に、NHLのシーズンモードや、ポンドホッケーやミニリンクといった変則ホッケー。さらにはチーム運営シミュレーションのフランチャイズモード。
試合終了後には、自動で記録されるハイライトシーンのビデオにスクリーンショットスライドショーなどが鑑賞可能。
そしてオンラインでは、通常の1対1対戦の他に、プレイヤーが選手1人を受け持ち6対6で対戦するチームアップモードも収録。
現行のスポーツゲームで為し得ること全てを詰め込んだ内容だ。
ザンボーニを運転するミニゲームは………、一度やって実績貰えば充分だな、これは。
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ただ、2Kスポーツのゲームには、メニュー周りやリプレイモードの操作に妙な癖があるというか、EAスポーツのそれと比べると、今ひとつ洗練されていない印象がある。
ホッケーとボクシングの違いはあるが、Fight Night Round 4の痒いところに手が届くようなリプレイモードを体験した直後だと、このNHL2K10のリプレイモードには、もどかしさを感じてしまうのだ。
少なくとも、右スティックがリプレイモードからのクイットに割り振られているのは、納得いかないよなぁ。リプレイの視点を操作しているときに、右スティックはついつい弄ってしまうものだろうに。
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オンラインでカナダ人と対戦したら、文字通りぼっこぼこにされた。
これはコントローラー捌きとかゲームの巧拙以前に、ホッケーという競技に対する理解度の差が決定的に開いているからだろう。
野球に例えれば、月に二度くらいMLB中継を見ている程度のイタリア人と、ガキの頃から実際に野球に慣れ親しんできた俺くらいの開きがあるというか。
ほら、ランナーが塁に居てこのアウトカウントではどんなシフトを敷くかとか、このボールカウントではどんなバッティングを心がけるべきだとか、我々にとっては体に染みついていることが、野球が盛んでない地域の人にとっては、そうではないでしょ?
JスポーツでたまにNHL中継を見る程度の俺と、それこそスケート靴を履いて産まれてきたカナダ人とでは、それくらい決定的な差があるというか。ま、言い訳ですけどね!でもなけりゃ、こちらのディフェンスラインが一瞬のうちに木偶人形と化す、あの現象は説明できねえよ!

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posted by 与一 at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | XBOX360 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月07日

【Logitech Vantage USB Microphone】

「俺はライアン、君はシャーペイ」
そんな気分に浸りたくて、カラオケゲームSing Itのハイスクールミュージカルバージョンを買ったはいいが、これのマイク同梱版には、専用のマイクが一本しか付いてこなかった。
デュエットモードなどは、一本のマイクを交互に使って歌えないこともないのだが、やはりここはそれぞれにマイクが欲しいではないか。
そしてチームプレイモードとなると、男パート組と女パート組それぞれでマイクを使い回さなければならないから、やはりどうしてもマイクが二本必要になってくる。
だけど、このカラオケ用のマイクって高いのよ。
Sing Itに同梱されてくるのは、Logitech製の有線マイクなんだけど、これが単体売りだと5000円ほど。MS純正のワイヤレスマイク(Lipsに同梱されるやつね)に至っては、それよりさらに高くなる。
もうちょっと安いのねえかなあ、なんてことをTwitterでぼやいていたら、そのTwitter経由でWiiカラオケJOYSUND用のマイクが360でも使用できる事をご教授戴いてびっくり。
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そりゃあそもそもUSB端子に挿すものだから、汎用性があってもおかしくないと思い、試しに360用のLogitechマイクをパソコンに挿してみたら、汎用USBマイク(Logitech USB Microphone)として認識され、スカイプなどでも問題なく使えた。
さらにPS2に挿しても、こちらも問題なく認識される。このマイクでシーマンもオペレーターズサイドも、きちんと遊べる。
このLogitechマイク。単体では360専用とPS3専用の二バージョンが売られているのだけど、これって実は中身が同じ汎用マイクを、あえてそれぞれの専用マイクとしてパッケージを分けて売っているだけではないだろうか。
360用Logitechマイクと、PS3用Logitechマイクの写真を見比べてみると、違いは色くらいのものだ。形状は全く一緒らしい。
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そして2500円ほどで購入してきたWii用のJOUSOUNDマイク。箱の横には「Wii専用。ほかの機器、ソフトには対応しておりません」という但し書きがある。
ところがこのマイクを箱から出してみると、Logitechマイクと全く瓜二つ。違いと言えば、Logitechマーク部分がJOYSOUNDのロゴに変わっている程度のものだ。
このJOYSOUNDマイクを恐る恐るXBOX360に繋いでみたら……、何の問題もなく使用できた。
PS2に繋いでも同様に使える。そしてPCに挿したら、Logitech USB Microphoneとして認識された。
なんのことはない、JOYSOUNDマイクって、要するにLogitechマイクの名前を変えただけのことじゃないか。
それぞれに360専用、Wii専用と謳ってはいるが、実際の所は中身が一緒の汎用マイク。こうなると、恐らくPS3用のLogitechマイクも同様なのだろう。さらにはPS2用も。
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まだ360マイクをWiiに挿したり、JOYSOUNDマイクをPS3で使ってみたりの検証はしてないので、迂闊に断定はできないが、恐らくいずれのパターンも問題なく使用できるのではないかという気がする。
なんで汎用マイクを、わざわざそれぞれのハード専用マイクとして、分けて売っているのかは分からないが、まあそこらへんは色んな事情があるのだろう。
とりあえずこれで、JOYSOUNDマイクさえあれば360のSing ItやGH5、Rockbandなんかのボーカルパートに流用できることが分かった。
JOYSOUNDマイクなら値段は手頃だし、何よりもそこいらのお店で気軽に入手できるのがいい。
壊れても、いつでも代わりを調達できると思えば、ロジャー・ダルトリーばりのマイクぶん回しも、心置きなくできるというものだ。

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posted by 与一 at 17:07| Comment(4) | TrackBack(0) | XBOX360 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月06日

【THE 秘境探検隊】人跡未踏の地でUMAを探せ!

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もう10日ほど前の話になるが、10月25日に行われたIWAジャパンプロレス新宿FACE大会に於いて、IWAマットを長きに渡って支えてきた河童小僧が引退してしまった。
引退してまた復帰とか、引退して復帰してまた引退してまた復帰とか、引退して復帰して引退して復帰してまた引退してまた復帰など、プロレスラーの引退には様々なパターンがあるが、この河童小僧の場合は、無理矢理引退させられたあげくに、強欲な社長によってネットオークションで売り払われるという、プロレスラーの引退の中ではかなりのレアケースとなった。
数年前の東京スポーツの河童ネタに便乗して浅野社長が荒川河川敷で捕獲。そのまま「河童がプロレスをする!」という扇情的な文句と共にリングに登場。
IWAジュニア戦線トップのグレート・タケルをいきなり撃破する華々しいデビューを飾ったのだが、物珍しがられたのも最初のうちだけ。
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その後、妙な博士が登場したり、息子と称するちっちゃい河童が現れたり、その息子が控え室から三田英津子のパンツを盗んで逃げたりなど、色んな展開もあったりしたのだが、結局本人は妙な中堅マスクマンというポジションに落ち着いてしまった。
ここ最近IWAマットを騒がせたUMA騒動の時にも、IWAの元祖UMAであるにも関わらず、全くUMA扱いして貰えなかったのは記憶に新しい。
同じ日には若手の西山秀紘も引退(岸もそうだったけど、どうしてIWAの若手はこれからという時に辞めてしまうパターンが多いのだろう?この人の不器用さには、妙に惹かれるところがあったんだけどなぁ)、デスワームも藪下めぐみとの格闘技戦で秒殺されてしまうなど、UMA受難の日になってしまった。いや、西山はUMAじゃないけれど……。
そんな感じで早くも陰りを見せ始めたIWAジャパンのUMA路線。”UMAは飽きられるのも早い”という弱点を、早々と暴露した形だが、なぁに、飽きられたら新しいUMAを見つけて投入すればいいだけの話だ。
なんならこの俺が、愛するIジャの為にそのUMAを見つけてこようじゃないか。もちろんゲームの中でだ!
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正式タイトルは、THE 秘境探検隊 〜超常スペシャル「驚異!人類未踏の世界各地に謎の未確認生物は存在した!!」〜という大変長ったらしいもの。
元ネタは、言わずと知れた例のアレ。近年、藤岡宏、を新たな隊長に据えてリメイクされもしたが、あのリメイク版には何故かちっとも心が躍らなかったなぁ。
オリジナルの方は、実に昭和新日的と言おうか、底が割れているんだけど割れていない、何とも言えない微妙な嘘臭さがその魅力だったのだが、(考えてみれば水曜スペシャルって、アントンの異種格闘技戦を放映していた枠だ)、その点。全てを白日の下に晒してしまった藤岡探検隊は、例えるならハッスルだろうか。
リハーサルの情景が手に取るように分かる探検隊やプロレス。そんなものが面白く見えるはずもない。
川口探検隊やいにしえの新日は、(実際にやってるかどうかはともかくとして)そんな雰囲気など微塵も感じさせなかった。まあそれはただ単に、当時の俺が幼かっただけの話かもしれないけど。
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まあそれはともかく、UMAの姿を求めて人類未到の奥地に入り込んだ我々を待ち構えていたのは、文明と懇切丁寧に作り込まれたゲームに慣れきった人類には、全く予想できない恐怖ばかりであった。
しつこいくらい繰り返される、面白くもなんともないミニゲーム!
うんざりするくらい、マップ行ったり来たりを要求されるフラグ立ての連続!
毒蜘蛛や毒サソリに襲われる以外には、何一つ役に立たない隊員たち!
アマゾンだろうがネス湖だろうが、世界のどの場所を訪れても同じ顔の現地ガイドに現地人たち!
未だ全容が解明されていないUMAを発見する苦労は、並大抵のことではないだろうと覚悟はしていたが、それでも我々は、大自然の恐ろしさと、数々のへっぽこゲームを作り上げてきた日本アートメディアの恐ろしさを甘く見ていたと言わざるを得ないようだ。
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方向キーを操作させながら、同時にタッチペンの入力を要求するインターフェースも、我々の探検を阻む大きな障害となった。
左利きの人間に対する嫌がらせとしか思えないこの仕様。DSでろくでもないサードパーティーが作ったゲームによく見られるインターフェースだが、お願いだからAボタンを押せば済むような入力箇所は、できればそれで済ませてくれないでしょうか。こっちはその度にいちいちDSを持ち直して、「よっこらしょ」とタッチペンを構えて入力しなければならないんですから。
なによりもうんざりさせられるのは、やたらめったらと頻発する、隊員の体から毒蜘蛛や毒サソリをタッチペンで払い落とすミニゲームと、行く手を塞ぐ危険生物との間で勃発する、実質じゃんけんぴこぴこハンマーのミニゲーム。
それを避けるため、道中のモブを避けて歩いても、後ろにオプション宜しくくっついてくる隊員たちが、わざわざそれに引っかかりやがるのだから、嫌になってくる。なんなんだ、お前らの存在って!
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そんな訳で、我々のUMAを求める探検の旅は、不鮮明なUMAの姿を数枚撮影するだけで終わってしまった。
もう人跡未踏の地を再び訪れるのは、まっぴらゴメンだし、Simple DSシリーズは、ちっとも値段相応じゃないこと、あんまり期待しても無駄だということも理解できた。
Iジャの為にUMAを探してくるのは、山口敏太郎さんとかその辺に任せることにしよう。
それに、例え苦労してUMAを見つけてきたとしても、あの商売にシビアな浅野社長に、「あんた、まだUMAなんて言ってるの?そういうのは、もう東スポで大きく扱ってくれなくなったから」などとすげなく門前払いされる可能性も高そうだしな。

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posted by 与一 at 18:08| Comment(3) | TrackBack(0) | ニンテンドーDS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月05日

【時空探偵DD 幻のローレライ】

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真宮寺さくらのイメージだけが突出して強くなってしまった横山智佐のゲーム仕事ですが、他にも”ゲーム探偵の助手”という役柄が妙に多かったりもします。
有名どころでは、クロス探偵物語の西山友子役ですが、JC探偵助手、霧姫アイスマン役の時空探偵DDシリーズも、忘れてはなりません。
もっともこの時空探偵シリーズ。面白いのは、キャラクター設定だけをそのままに、体裁をがらりと変えた二作目、時空探偵DD2 叛逆のアプサラルの方。
逆にこの一作目は駄作の誉れが高かったりするのですが、それなのに何故あえてこの一作目の方を紹介するのかというと、ただ単に叛逆のアプサラルがどこにも見当たらなかっただけの話です。
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この一作目である幻のローレライは、ちょっと前にパソコン界隈ではそれなりに栄えたものの、この作品が発売された'96年頃には既に下火になりつつあった、アドベンチャーゲーム風味のインタラクティブムービー。
しかも、そのインタラクティブムービーの括りの中でも、決してデキは宜しい方ではないときています。
ディスク1をサターンに放り込んで、それをディスク2に交換するまでに、プレイヤーが押したのはスターボタン1回のみ。これだけで、この幻のローレライの希薄なゲーム性がうかがい知れるでしょう。
後はただ、舞台となる飛行船の中をうろうろしながら、空虚なポリゴン人形劇が展開されるのを、ただ眺めているばかり。
タイムトラベルとか、主人公が吸血鬼であるとか、そんな妙に凝った設定が活かされる素振りも全く無いときています。
続編である叛逆のアプサラルは、この3Dインタラクティブムービーから一転、コマンド選択式の2Dグラフィックアドベンチャーとなり、霧姫アイスマンも本作以上に大活躍します。こちらはマジでお勧め。
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サクラ大戦のような当たり役から、そんな微妙な作品まで。横山智佐のゲーム仕事を、本人自らが振り返った本が、この'99年にソフトバンクパブリッシングから刊行された、"わたしが愛したゲームキャラ"。
その大半がサクラ大戦関係の記述、残りの三分の一は、それ以外のゲーム仕事について。
そんな彼女が最初に手がけたゲーム仕事は、ゲームボーイの倉庫番だそうで……、あんなのに声なんか入っていたのか!?
現在のゲーム仕事が声優さんにとってどんなポジションに位置するものなのかは分からないけれど、彼女が駆け出しの頃は、ギャラは安いわ得体が知れないわと、明らかに軽く見られていたらしく、だからこそぺーぺーの自分にとっては、全力投球で燃えられる大切な仕事だったと述懐している。
プリセンスメーカー、プリンス・オブ・ペルシャの初代プリンセスの声も、実は横山智佐。
そこら辺の経緯も含めて、色々と興味深い話が満載。声優本と侮る無かれ。彼女の著作は、実はどれも意外と面白かったりするのだ。

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タグ:ミステリ
posted by 与一 at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | セガサターン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月04日

【ボイスファンタジア 失われたボイスパワー】横山智佐ご結婚

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大観、やすしと並ぶ”日本三大横山”の一人であらせられる声優の横山智佐さんが、なんでも11才年下のミュージシャンとご結婚されたそうで、なにはともあれめでたい限りでございます。
横山さんと言えば、なによりもその男っぷり溢れる仕事ぶりで知られたお方。一回り年下くらいで釣り合いがちょうど取れているのではないでしょうか。
以前ちらっと紹介した実写もの声優ゲームですが、このジャンルのゲームに最多登場されている声優も、実は横山さん。
なんでこのジャンルに横山さんが重宝されたか。それは、元々が斜面にビルを建築するように構造的に無理がある声優ゲームを成立させるには、横山さんの人並み外れて堂々とした体当たりな仕事ぷっりが必要不可欠だったからです。
サターンの実写声優ゲーム、ザ・スターボウリングに、もし横山智佐が出演していなかったら、果たして残りの面子であの虚構を成立させることができたでしょうか?絶対無理ですって!
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一般に”千葉繁のしわざ その2”として知られるこのボイスファンタジア。
昼はアニメ風のキャラクターたちが、夜になると中の人の実写に変身してプレイヤーの寝床を訪ねてくるという、ねじ曲がったサービス精神に溢れたこの作品をなんとか成り立たせているのも、横山さんの堂々とした立ち振る舞いに他なりません。
”あたかもゲームの中に本物の声優さんがいるかのような、リアルな存在感とストーリー”、そんな前評判のゲームを発売日に買いに行った主人公。
ところがそのゲームは突然の発売中止。失意に暮れる主人を捕まえたのは千葉繁。千葉ちゃんは、件の発売中止ゲームを主人公に売りつける。
喜び勇んで家に帰った主人公は、さっそくゲームを起動すると名前を入力してプレイ開始。
すると画面の中のお姫様が「わたしを助けて」と主人公の手を掴み引きずり込んでしまう。うわあ、大変だぁ、ゲームの世界に連れてこられちゃったぁ。
そんな聞いているだけで偏頭痛がしてくるようなストーリーは、もちろんメイド・イン・千葉繁!
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この世界ではボイスパワーという概念が魔法の代わりとなっており、主人公が引きずり込まれた理由も、”人並み外れたボイスパワーの持ち主”だというのがその理由。そんな、俺、勝田や青二塾に通った覚えなんかないですって!
そのまま何の因果か、女戦士、お姫様、女魔導士の三人と共に、魔王からボイスの力を取り戻す冒険に出るハメになるのですが、そんなストーリーが、まるでそこらの中学生が暇に任せてスーファミ版RPGツクールで作ったようなRPGによって展開されるのですから、偏頭痛もさらに悪化してくるというものです。しかも千葉繁の駄洒落をテキストでも読まされるという、悪夢のようなおまけ付き。
一日の冒険を終え、宿屋に泊まるとサービスタイム。例の女戦士、お姫様、女魔導士の三人が、実写の姿に変身してやって来るのです。
この時に中の人たちからゲームのヒントを教えて貰うというのが建前なのですが、ぶっちゃけた話、横山智佐さんに「わたしはらっきょが食べられません」なんてマジトークをかまされて、それをどうゲーム進行上に役立てたらいいのか、皆目見当が付かないんですけれど。
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ただ、やはりこのパートで際立つのは、横山さんの堂々とした仕事っぷりです。
キャラクターのコスプレを無理矢理強いられた他の二人(笠原弘子と小西寛子)が、どうしてもその姿から「こんなことをやっていていいんだろうか?」という困惑を隠せないのに対して、横山さんの立ち振る舞いは実に堂に入ってます。
どんな名優でも二の足踏むであろう、こんなモンドな役回りに対しても、堂々直球勝負。惚れ惚れするくらいです。
思えばサクラ大戦歌謡ショウ。ゲームキャラに扮した他のキャストたちからは、どことなく気まずさや気後れが漂っていたのですが(西原久美子さん辺りは、きっと「これってどんな罰ゲーム!?」と思っていたことでしょう)、そんな”おばさんたちのコスプレ大会”一歩手前の状況を救ったのも、横山さんの堂々っぷりだったじゃありませんか。
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主役の三人と千葉ちゃん以外のキャストは、佐々木望、宮村優子、堀江由衣と、意外にも豪華。ちなみに堀江由衣は、このゲームが実質上の声優デビュー作です。
今思うと、ほっちゃんはデビュー作に大変恵まれていたのかもしれません。
横山さんの仕事っぷりを間近にして、「この路線、この姿勢を真似していたら、途中で潰れてしまう」と反面教師にすることができたのですから。
そこらの若手声優が、そんな横山イズムを真似していたら、逆に大変な目に遭いますって。
それでもあくまで横山イズムを継承しようというのなら、今の時代では長い雌伏の時を強いられてしまうかしれません。
ほぼ同世代である堀江由衣のブレイクから遅れること数年、最近になってとうとうブレイクを果たした、たかはし智秋のように。
横山智佐の遺伝子を引き継いでいるのは、間違いなくたかはし智秋。一回り年下の男がぴったり似合いそうなところまで似ているとは思いませんか。

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posted by 与一 at 17:23| Comment(0) | TrackBack(0) | PS1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月03日

【Fight Night Round 4】夢の和製ヘビー級王者(1)

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「坊主ぅ!そこの坊主ぅぅ!」
うわっ!なんなんだ、あんたは!?
「掴もうぜぇ!わしと一緒に夢を掴もうぜぇぇ!」
いきなり人を捕まえてなに訳の分からねえこと言ってんだ!夢ってなんだよ!?
「よくぞ聞いてくれたぁ。わしには世界に通用する日本人ヘビー級ボクサーを育てるって夢があるんだぁぁ。コング斉藤、野俊二、西島洋介山、過去に色んな連中がチャレンジしたが、いずれも叶わなかったこの夢。おまえとわしの二人三脚ならきっと叶う!おまえならできる!」
そんな夢、駅前で適当に捕まえた人間相手に託す夢じゃねえだろ!
「いや、そんなことねえ。オサムジムの会長だって西島洋介山を大宮駅でスカウトしたくらいだ」
……だからと言ってなぁ。秋葉原の駅前でボクサーをスカウトするこたあねえだろ!根本的に場所間違ってるよ!
「いや、わしは決していい加減にお前に声を掛けた訳じゃねえ。わしはさっき見てたんだ。お前がゲームハリウッドに向かうビルの階段を、華麗なフットワークで駆け上がっていく姿を」
あれは単にエレベーターを待つのが面倒臭かっただけだよ!
「あの流れるようなフットワークを見てピンときたね。こいつはダイヤモンドの原石だって」
あのな、ボクシングのダイヤモンドの原石は、内田ビルの周辺には100%転がってないと思うぞ。
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「いや、わしの目には狂いはないはずだ。お前、スポーツ歴は?」
え?だ、ダンスダンスレボリューションを少々……。
「洋介山の野球より、よっぽどボクシング向きの前歴じゃねえか、それは!」
そ、そうかなぁ?
「いやあ、本当だ。正直、野球選手でボクシングに転向させたかった奴って、元中日のディステファーノくらいだったしな」
そんな奴居たなぁ……。オープン戦でいきなり西武の大宮をぼこぼこにした奴だよな。シーズン中には巨人ベンチにまで殴り込みをかけていたような。とにかくめちゃくちゃな野郎だったよなぁ、あれって。
「まあディステファーノのことはともかく……、とにかくなぁ、わしは今の退屈な退屈なヘビー級戦線が、我慢ならんのだよ。クリチコ兄弟だのワルーエフだの、図体だけがでかくって、ジャブばかりのクソ面白くもないボクシングをする連中ばかりで。はっきり言って今のヘビー級に注目している奴なんか、ほとんどいねえだろ!?ジャック・ジョンソン、デンプシー、アリ、タイソン、ホリフィールド、かつてボクシング界で一番の注目を集めてきたのは、なんてったってヘビー級じゃねえか!」
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まあなぁ、確かに今は誰がチャンピオンかすら知らない人のほうが、圧倒的多数だろうしなぁ。
「だからな、わしとお前とで、そんな状況に風穴開けてやろうじゃないか。ワルーエフの野郎をぶちのめしてやろうじゃねえか」
……すいません、ワルーエフが誰かにぶちのめされるってシチュエーションが、全く想像できません。あんな馬鹿でかい野郎にあんな安全運転のボクシングされたら、もうどうにもならないような気が。
「それをわしとお前の二人でやってやろうっつうんじゃねえか!」
このゲームにワルーエフ出てたっけ?
「居なけりゃ作りゃあいいんだよ!」
そういう問題かなぁ?……ところであんた、資格か何かはちゃんと持ってるんだろうな?まさかもぐりのトレーナーとか、そんなことはねえよな?
「心配するな、ちゃんとあるぞ。はい、これがEAのオンラインアカウント」
資格ってそれのことなのかよ!
「とにかくこれから、栄光のヘビー級王座目指して、このレガシーモードで頑張っていこうじゃねえか!」
俺のリングネームとかは、どうすんだよ?
「あ、そうか。………えーと、メガトン・ヨイチってのはどうだ?」
…………あんた、ひょっとして、さっきまでFallout 3やってただろ!
「いや、あの、ほ、ほら、メガトンパンチとか、そんなのにあやかってさ」
いずれにしろそれって20年前くらいの、山っ気たっぷりなボクシングジムのセンスじゃねえか!……つくづく思うんだけど、あんたって本当にこういうのをつけるセンスがねえな。
「……この場合のあんたとは、果たして誰のことを指すんでしょうか」

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posted by 与一 at 17:51| Comment(1) | TrackBack(0) | XBOX360 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月02日

【Brutal Legend】忘れちゃいけないカイル・ガス

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♪ ニューウェーブがメタルに果敢に挑んだが まるで相手にならなかった
  グランジもメタルの王座に挑んだが 力不足もいいとこだった
  パンクがメタルを潰そうと挑んだが メタルはびくともしなかった
  テクノもメタルにケンカを売ったが テクノはそのツケを払うことになった
  誰もメタルを倒せやしない メタルは不死身だ
               <Tenacious D - The Metal>

ブラックサバスからマストドンまで、錚錚たる顔ぶれが並ぶBrutal Legend収録バンドの中に、ちゃっかりと混じっているのがテネイシャスD。
ヘヴィメタルファンにとっては、あまり馴染みの無い名前かもしれないが、それもその筈。このテネイシャスDは、ジャック・ブラックとカイル・ガス、この二人のコメディ俳優による音楽ユニットなのだ。
2002年には、フーファイターズのデイヴ・グロールら豪華メンバーをバックに従えて、ファーストアルバムをリリース。
さらには、そのテネイシャスDを主人公に据えた『テネイシャスD 運命のピックをさがせ!』というお下劣コメディ映画まで登場した。
腐れ縁のデイブ・グロール(悪魔役!)やロニー・ジェイムズ・ディオ、ベン・スティラーらも出演するこの映画のクライマックスは、「チ×コだ!チ×コを使え!」
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テネイシャスDの片割れ、ジャック・ブラックは、もはやこの国でも説明不要の存在だろうが、もう一人の男、カイル・ガスとなると、未だに「誰それ?」状態であろう。
そんなカイル・ガスも、ジャック。ブラックの縁からか、このBrultal Legendにちゃっかりと出演を果たしている。
もっとも、メインストーリーには一切絡まず、サブミッションの受付担当という、実に微妙と言うか、非常にらしいポジションでの登場なのだけど……。
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件のテネイシャスDの曲は、デフォルトの状態ではカーステレオのサウンドリストに加わっていない。
Brutal Legendには100曲ほどの音楽トラックが収録されているのだが、そのうちの半数は、ゲームの進行状況などによってアンロックされていく仕組みだ。
この世界のあちこちには、Buried Metalというオブジェクトが点在している。
このオブジェクトは、最初の状態では地面に半分埋没しているのだが、その前でギターソロを一発かませば、地上に飛び出してきてその全容を露わにするのだ。
そして一箇所のBuried Metalにつき、一曲のヘヴィメタルナンバーがアンロックされる。
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メインストーリーそっちのけでこの世界を走り回り、やっとの思いで発見したテネイシャスDの曲は"The Metal"。
テネイシャスDの曲は、他にも"Master Exploder"が収録されているらしい。これもやはりどこかに埋葬されているのか、或いは他の条件によってアンロックされるのか。とにかく早いとこ見つけ出さないとな。

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posted by 与一 at 17:56| Comment(0) | TrackBack(0) | XBOX360 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月01日

【South Park Mega Millionaire】そしてナックルボール

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一昨年のシーズン、広島東洋カープにジャレッド・フェルナンデスという投手が在籍しておりました。
このフェルナンデスは、プロ野球界では貴重なナックルボーラー。最近では、ナックル姫こと吉田えりで有名になった、ボールに全く回転を与えず不規則に変化する魔球。
日本では、過去に近鉄に在籍したマットソン以来の、久々の本格ナックルボーラーということで、一部の物好きな野球ファンの注目を集めました。
とろこが日本に姿を現したフェルナンデスは、公称100キロの体重が一目で嘘と分かるほどのメタボ野郎。
「僕はナックルボーラーだから、体型は関係ない」と開き直るのはいいが、キャンプ早々、チーム揃ってのランニングに一人ついていけず、まるで体育授業での運動落ちこぼれ生徒のような醜態を、早々と晒したのでした。
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そんなネタ連発の行動で、広島の春季キャンプを彩ってくれたフェルナンデス。そんな彼がある日、テレビのニュース番組に映っていたある人物を目にするや、突然大騒ぎを始めたのです。
「これはMXCのケニーじゃないか!彼、何かやらかしたの?………彼がガバナー(知事)!?マジかよっ!」
ニュースに映っていたその人物とは、宮崎県知事に就任したばかりのそのまんま東。そしてフェルナンデスの言うMXCとは、風雲!たけし城のアメリカでの放映タイトル。
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そう、アメリカのみならず、ヨーロッパ各国でも放映され人気を博した風雲!たけし城こそが、もしかしたら世界でもっとも有名な日本のテレビ番組なのかもしれないのです。
アメリカ版におけるそのまんま東の役名はケニー。このMXCがアメリカで放映されていたのは、僅か数年前のこと。
フェルナンデスにしてみれば、ついこのあいだまで、テレビで妙なサムライの恰好をしていた奴が、急に知事に就任しているのですから、それは驚きもひとしおだったことでしょう。
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この米版たけし城のおかげで、日本のバラエティ番組は、素人の参加者が賞金や賞品に目がくらんで、池や泥のプールの中に落っこちるものばかりという印象を、あちらの人には持たれがち。
まぁそれも大きく間違った理解とは言えないような気もしますが、とにかくこのMega Millionaireも、そんなジャパニーズスタイルの素人参加型チャレンジ番組なのです。
それにチャレンジするのは、のどかな(?)田舎町サウスパークからやってきたあいつらだ!
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ローラースケートを履いたカートマンを、iPhone本体を傾けて移動させ、画面タップでジャンプ。
ステージに設けられたギミックを使いこなしながら、お札やコインをゲットしつつ無事ゴールに駆け込めば、怪しげな商品を見事獲得。
素直にそう行けば万々歳なのですが、ティルト機能を使って移動させるゲームの厄介さは、経験者ならお分かりになられるでしょう。大抵は慣性を巧くコントロールできず池に無様に転落し、カートマンから「このサノバビッチ!」と罵られるハメになることでしょう。
ただ、妙ちきりんな直訳日本語が炸裂する”あちらの目から見た日本のバラエティ番組”の雰囲気と、何よりもサウスパークのキャラゲーということで、ファンの人にはそれなりに楽しめる内容なのではないでしょうか。
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”本格派ナックルボーラー”の幻想を身に纏い、すれっからしな野球ファンから熱い視線を浴びたフェルナンデスでしたが、オープン戦で早々と、その肝心なナックルの不安定ぶりを暴露。
まあ冷静に考えてみれば、ティム・ウェイクフィールド級の本格ナックルボーラーが、そもそもひょいひょいと日本に来たりする筈もありませんわな。
しかしそんなフェルナンデスでも、何度かはその登板で好投を見せるときがありました。
球速100キロにも満たないへろへろ球に、打者たちがむざむざ凡打の山を築くその光景は、なんとも痛快なものがありました。
そんな夢のあるシーンを目の当たりにすると、「他に変化球があれば」とか「まっすぐの球速がもうちょっとあれば」なんてもっともらしい論評が、とてつもなく野暮なものに思えてきちゃいます。
ああ、日本であの痛快なナックルボールショーを見る日は、果たして再び来るのでしょうか。

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posted by 与一 at 17:52| Comment(4) | TrackBack(0) | iPhoneアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする