2009年12月08日

【Prey Invasion】携帯版Prey

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据え置き機用のゲームを携帯機に移植するなんて無茶を、アメリカ人はよくやります。
しかもそれは、日本のメーカーのように携帯機向けのスケールに落とし込んで移植するのではなく、据え置き機版のスケール感を、そのままに携帯機に持ってこようというのですから、そりゃあ端から無理な相談というものです。
ゲームボーイアドバンス用クレイジータクシーとかジェットセットラジオなんて、そんな無茶の産物を目の当たりにしてずっこけたことも度々ですが、中にはゲームボーイアドバンス版シムシティ2000みたいに、「その気になってやろうとすれば、できるもんなんだなあ……」と、半ば呆れつつ感心するものにも、たまーにお目に掛かったりして。
まあでも、GBAにしろ、DSにしろ、PSPにしろ、基本的にはゲーム用ハードですから、まだそんな無茶もなんとかなります。
しかし、元々ゲーム用の入力デバイスを備えていないiPhoneは、そういうわけにはいきません。
傾きセンサーなどを利用して、iPhone用にチューニングされたゲームを一から作ることは可能でしょうが、しかし、移動、視点操作、武器発砲と、三つの操作を常に同時要求されるFPSは、そういう訳にはいかないでしょう。
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しかし、Doom、CoD、Duke Nukem、BIAと、既存FPSのiPhone移植は後を絶ちません。
それは何故か。彼らはこう答えるでしょう。「それはFPSこそが、我々にとってゲームそのものであるからだ」と。
そしてこう付け加えるかもしれません。「それにFPSって、案外iPhone向きの素材じゃん?ほら、いちいちカーソル合わせなくても、相手をタップすればいいんだし」
勿論そんな妄言に対しては「移動の問題が何一つ解決されてねえだろ!」と返させていただきますけどね。
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人間を食料とするエイリアンに拉致られたネイティブインディアンの青年が、グロテスクで奇々怪々なエイリアンの施設の中で、奇天烈な銃撃戦を繰り広げるFPSの隠れた傑作、Prey。
そのPreyまでもが、iPhoneに無理矢理移植。
このiPhoneアプリ版Preyの開発を担当したのは、MachineWorks Northwestという会社。ここは他にiPhone版のDuke Nukemを手がけたところでもあります。
3D Realmsは、本家のPreyと同様、監修として名を連ねるのみ。
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画面左側のスライダーをタッチ操作して移動。画面右側のスライダーで視点移動。銃撃するには相手をタップ。
説明すると簡単そうですが、実際にやってみればお分かりになるように、明らかに無理がある操作システムです。
画面の左右に親指を配置して、照準合わせ用に両人差し指を画面にかざしてみると、はい、案の定指に隠れて画面がさっぱり見えません!
それに正直な話、左右スライダーを操作しての移動と、画面をタップする行為って、さっぱり両立しないものですよ。
回り込んでくる敵なんかには、さっぱり対処なんてできませんて!右親指で視点移動しながら右人差し指で敵をタップ?無茶言うな!
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それでもなんとか先に進んでいくことができるのは、このiPhone版Preyが、本家と同様のゲームオーバーが存在しないシステムを採用しているから。
死ぬと一旦冥界に落とされて、そこで体力とサイキックパワーを補充して、死んだ場所で再び復活するというアレです。
他にも、幽体離脱や重力無視の移動通路、ワープホールなど、本家Preyに出てきた様々なギミックを、ほぼそのままにフィーチャー。
タイニー版とは言え、確かにしっかりと本家Preyを再現しているところは、実に大したものです。
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本家Preyの移植作としても、そしてiPhoneアプリのFPS作品の中でも、極めてクオリティの高い作品。
これが発売当初は350円。現在ではなんと115円で購入できてしまうのですから、コストパフォーマンスの高さは折り紙付きです。
多少の不自由さも、iPhoneアプリなんだからしょうがないと思えば、呑み込んでしまえるでしょう。
ただ、このPrey Invasionは、あくまでもチャプター1。以後、継続してチャプター2、チャプター3にあたる作品が登場するはずだったのですが、3D Realmsがあんなことになってからは、その肝心の続編の話もまるっきり音沙汰無し。
このiPhone版Preyシリーズといい、本家のPrey2といい、Duke Nukem Foreverといい、3D Realms絡みの作品は、いずれも今後の展開が不透明になったままなのが、なんともはや。

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タグ:FPS
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2009年12月07日

ゴム人間、Iジャに現る!

ビッグフット、雪男、デスワームに続く、IWAジャパンプロレス第4のUMA。それはゴム人間!
「ゴム人間って、UMAというより都市伝説の類じゃないの?」とか「それってむしろ埼玉プロレスのノリじゃねえ?」なんてツッコミも入れたくなるが、しかし、よくよく考えてみれば、ゴム人間ってプロレス向きの素材かもしれない。
体が異様に柔らかいレスラーと言えば、ラバーマンの異名を取った名マスクマン、ミスター・レスリング2号が有名だが、ゴム人間のそれは、恐らくレスリング2号を軽々と凌ぐのだ。
例えばゴム人間が全盛時のスタン・ハンセン(ボビー・ダンカンとタッグを組んでた頃)と闘ったと仮定してみよう。
ハンセンのパンチやニーリフトの猛ラッシュに、早くもグロッギー状態のゴム人間。
さっさと片を付けようと、左腕にはめたサポーターをしごき出すハンセン。このままロープに飛ばして必殺のウェスタンラリアットだ。
誰もがハンセンの勝利を確信する中、ゴム人間の腕をハンマーにきめ、そのままロープに振ろうとするハンセン。ところが!

びよーーーーーーーん

そうなのです!伸縮自在のゴム人間には、ハンマースルーをきめることができないのです!
必殺技を封じられ、顔面蒼白のハンセン。梶原先生なら、狼狽するハンセンに「な、なんて奴だ……」とか、そんなセリフを吐かせているところだ。

全盛時のハンセンすら完封するであろうゴム人間が、一昨日のIWA新宿FACE大会に遂に初登場!
対戦相手となるのは、ノアから出向してきたパンチ軍団の川畑輝鎮と志賀賢太郎。誰だ!?そこで「ノアの余剰人員」などと失礼なことを言ってる奴は!
まあ正直、UMA軍団の相手となるには、いささか物足りない人たちだが、本人たちもそれを危惧したのか、強制引退させられネットオークションにかけられた河童小僧を競り落として仲間に加えるという戦力補強を行ってきた。

そして先輩UMAのビッグフット、雪男と共に、遂にリングに登場したゴム人間!
地味な私服に身を包んだそのルックスは、UMAというよりも、東宝のガス人間や電送人間の親戚みたいなイメージ。
そのゴム人間が、リングの上でその神秘のベールを脱いだ。ビッグフット、雪男と共に、まるでゆーとぴあのコントみたいなネタを、プロレスと称して延々繰り広げるゴム人間!
UMA軍団揃って「よろしくねっ!」とポーズを決めなかったのが、不思議なくらいだ。
そんな中途半端なびよんびよーん芸を見せつつ、最後はあっさりと志賀に丸め込まれ、3カウントを喫したゴム人間。

「ちょっと、このゴム人間て、見た目が随分地味じゃないのよ、山口さん(山口さんて誰だ!?)」
「そんなことないですよ。なにせ東スポの一面を飾るくらいのUMAですから、社長(社長って誰だ!?」
「東スポにあの写真売り込んだのは、あんたじゃないの!………まぁいいわ。そんなに言うんなら、一度くらい使ってみようかしら」
そんなやり取りが漏れ聞こえてきそうな(このやり取りは、あくまで架空のものです!)扱いに終わってしまったゴム人間。
まぁ、あのハル・ミヤコに「ちょっと、私の大切な×××が、びろーんびろーんになっちゃったじゃないのよ!」と、聞こえようによってはちょっぴり卑猥な(×××の部分には、お好みの言葉を入れて下さい)セリフを言わせたくらいが、ゴム人間の手柄と言えば手柄であろうか。

それよりも気になったのは、早々とIジャのリングに馴染んでいる川畑と志賀の方だ。
まぁこれも、元々この人たちはメジャーよりもこっち向きの人材だったと言ってしまえば、身も蓋も無いが。
これをきっかけにメジャーなのにメジャー感の全く無いノアの余剰人員たちが、そろってIジャにスライドしてくるなんてことになるのかもしれないが……。
はっ、そうか!このパンチ軍団とUMA軍団の絡みは、UMA軍団の新たな新兵器、北京原人登場の前触れ!
ハル・ミヤコに引き連れられて、ラモーンズの大ファンで、自衛隊出身で、オリンピックに出場経験もある、着ぐるみ要らずの北京原人が、テーマ曲であるG.B.H.の"No Survivers"をバックに、IWAマットに登場する予告なんだよ!きっとそうだ。うぱーっ!

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タグ:プロレス
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2009年12月06日

【Fallout 3】製鋼所に咲く花

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ああ、俺は遂に、この不毛の荒野に咲く一輪の花を、ここピッツバーグで見つけた。
その女神のような女性は、あの灼熱の火花が飛び散る製鋼所の中で、俺を妖しく待ち構えていてくれるんだ。
ああ、今日もそこに居られるんですね。愛しのボーンさん!
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「痛い目に遭いたいのかい?奴隷ちゃん。嫌なら面を見せるなよ」
軽く痛い目に遭いたいから、ここに来てるんですよ!尻の辺りなら跡が多少残っても構いませんので、こう、軽くバシッとお願いできないでしょうか?
それと、その奴隷にちゃん付け。新機軸でいいですね。型に嵌ってないのがグッドですよ!
「なんなんだ、お前は!?」
立ちっぱなしで奴隷どもの監視。さぞやお疲れでしょう。何なら私が椅子の代わりになりましょうか?遠慮無く言って下さって構わないんですよ。”この豚!さっさと椅子になれ!”とか何とか………。
「訳の分かんないこと言ってんじゃない!」
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五反田あたりだと、奴隷呼ばわりされるにも、下手をすりゃ2,3万くらい払わなきゃいけないんすよ。それがここではタダ。しかも”奴隷ちゃん”呼ばわり。奴隷ちゃんってちょっとツボに入りましたよ。
はい、そうでございます。私が貴方様の卑しい奴隷ちゃんでございます!
「いいから働け、馬鹿野郎!スチールヤードに行ってとっとと屑鉄集めてこい!」
あ、あの、屑鉄5個くらい集めたら、ご褒美に顔に唾でもかけて戴けるんでしょうか?
「おまえ、いっぺんヘソ噛んで死ね!」

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タグ:FallOut
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2009年12月05日

【Monsters vs. Aliens】ジャイノミカは俺の嫁

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オイラ認定'09年度ベスト映画ヒロイン賞の最有力候補、それは『モンスターvsエイリアン』のスーザンことジャイノミカ。
結婚式当日に隕石と激突して巨大化してしまった悲運のジャイアンテスだ。
ジャイアンテス以外にも、『ハエ男の恐怖』『大アマゾンの半魚人』『マックイーンの絶対の危機』『モスラ』『未知との遭遇』『博士の異常な愛情』『宇宙戦争』などなど、様々なSF映画へのオマージュを、これでもかと詰め込み、そして締めにはB-52'sの"惑星クレイア"が流れる。
ドリームワークス制作の『モンスターvsエイリアン』は、そんな完璧なアニメーション。これに劇場公開時には飛び出す3Dバージョンが加わったのだから、スーザンをベッキーが吹き替えるという余計な一点にも目をつぶれるというものだ(ベッキーはそれなりに頑張っていたとは思うけど。それとB.O.B.役のバナナマン日村は、思わぬ拾いもの)。
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その中でも、オイラ一押しのモンスターは、なんたってインセクトサウルス(和名ムシザウルス)。
あの鈍臭い動きから醸し出される巨大感。そしてあの何を考えてるのか分からないぼーっとした眼。だから時折見せる笑顔が余計にキュートに映るのだ。
そのインセクトサウルスが、金門橋を挟んでエイリアンの巨大ロボと激突するシーンなんか、いい年こいて思わず「うおぉぉーっ!」と盛り上がっちゃいましたよ。
そんな期待以上の痛快作だった『モンスターvsエイリアン』。そのゲーム版はアクティビジョンからのリリース。
開発を手がけたのはBeenox Studios。………あああ、Bee Movie Gameを作ったところだぁ。ってことは、また性懲りもなくQTEがしつこく出てくるんでしょうか。
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しかし、このゲーム版モンエリのQTEパートは許容範囲内。
主にスーザンのパートで挿入されるQTE。これの入力に成功すると、巨大ロボットに蹴りをぶち込んだり、ミサイルをキャッチして投げ返したり、タコ型ロボットの触手を引き千切ったりする、我らがスーザンの勇姿にお目に掛かることができるのだ。
「スーザンじゃない。私はジャイノミカ!」のセリフを脳内で付け加えると、なおよし。「モーションの使い回しが多いっすね」なんて野暮なツッコミはなしだ。
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スーザン、ミッシングリンク(半魚人)、B.O.B.(ブロブモンスター)の三キャラ、それぞれのステージを交互に進行させていくのだが、スーザンパートは、ローラースケート代わりの乗用車を履いた強制スクロール。ミッシングリンクパートは、パンチやしっぽ攻撃とジャンプを駆使して進むオーソドックスなアクション。B.O.B.パートは、その不定型な体を利したパズルアクションと、キャラごとに大きく違った内容。
ただしそれぞれのパートは、かなり単調かつ冗長。それぞれのパートに、オリジナリティや際立ったアイデアがあるわけではないから、余計にその冗長さが目立ったりもしている。
もっと各ステージを短くして、三キャラの特徴の違いを、テンポよく楽しめるようにしたら、がらりと印象が変わったかもしれないのに。
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オーディオコメンタリーやアートワークを集めるために、本編を使い回したミニゲームを嫌と言うほどやらされるのには閉口。
それと、オイラ一押しインセクトサウルスの出番がやたらと少ないのも、個人的にはマイナスポイント。
ああ、ちょっとだけでいいから、この手でインセクトサウルスを動かしてみたかったのに。
北米アニメのゲーム化作品としては、平均的なデキの、低年齢層向けのヌルいアクションゲーム。。
『モンスターvsエイリアン』がお気に入りのオイラは、それなりに楽しめたけれど、まあ映画を観てない人が無理してやるようなゲームじゃないです。

<北米版・リージョンフリー / 日本のXBOX360本体で動作します>

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2009年12月04日

世界最強格闘技タッグリーグ戦

大仁田厚が興した団体FMWの初期は、そりゃあもう滅法面白かった。
いわゆる”涙のカリスマ”路線が定着する以前。吹けば飛ぶような弱小団体を生き残らせるために、ありとあらゆる思いつきを片っ端から実行していた頃のことだ。
その絶頂とも言えるのは、何と言ったって'90年代の頭頃に開催された”世界最強格闘技タッグリーグ戦”だろう。
”世界最強タッグリーグ戦”と言えば、豪華外国人レスラーを集めて盛大に催される全日本プロレスの風物詩。
しかしFMWのブッキングルートと資金で、豪華外国人レスラーなんて集められるわけがない。だったらレスラーなんて括りを外してしまえ。
ボクサー、柔道家、キックボクサー、レスラー、テコンドー戦士たちが参加するタッグリーグ戦って名目にしてしまえば、例え中身がどんな奴であろうと、看板だけは立派に見えるだろう。

ここから大仁田は頑張った。この素っ頓狂なリーグ戦に箔を付けるために、二人の大物格闘家のブッキングに成功した。
一人はグレゴリー・ベリチェフ。世界選手権メダリスト級の大物柔道家。「ソビエトが崩壊しちゃって柔道だけでは食べていけなくなりました」という切実な悩みにつけこんで、招聘成功。
パートナーとして連れてきたのは、クルタニーゼというB級柔道家。
もう一人はレオン・スピンクス。言わずと知れたボクシングの元世界ヘビー級チャンピオン。しかも、あのモハメド・アリを破って戴冠した男だ。もっとも、この頃は重度のパンチドランカーで、右も左も分からなくなっている状態だったらしいが……。
相棒として連れてきたのは、ルーファス・ブラックボーンとかいう、草ボクシングレベルの白人ボクサー。

これに加えて、大仁田、ターザン後藤のFMW最強コンビ。大型白人プロレスラーコンビ、グラジエーター、ホーレス・ボウダー(ホーガンの甥)組。”アラビアの怪人”ザ・シークと甥っ子のサブゥーのコンビ。FMW常連のロートルキックボクサー、上田勝次は、カリプソ・ジムとかいう正体不明の大型黒人とキックボクシングタッグを結成。フロリダ辺りからやってきたマーセナリーズとかいう覆面タッグチームは、白星配給係としての参加。そして韓国からは、リー・ガクスーの弟子の二人組(名前は忘れた。確か片割れはナム・サンコンとかだったっけ?)がテコンドー代表として参戦。
こんな胡散臭さ極まりない連中が、日本全国をドサ回りするのだ。元ヘビー級チャンプと、英語の喋れないロシア人柔道家と、御年70のアラビアの怪人と、ハルク・ホーガンの甥っ子と、意味も分からず連れてこられた韓国人武術家たちがひしめき合う巡業バスの光景を想像しただけで、頭がくらくらしてくるではないか。

そしていざ試合となれば、ボクシンググローブを装着したボクシングチームと、柔道着を着込んだ柔道家チームが「タッグマッチ」で激突するのだ。こんな面白い見せ物が、他にあるだろうか。
そんな格闘家たちと、あのザ・シーク(老人)の接触は、それ以上にスリリングだ。ベリチェフなんかは、割と早くプロレスに順応し、自分の黒帯を外してそれでシーク(くどいようだが老人)の首を絞めたりしていた。柔道家として、その行いってアリなんだろうか……。
FMWという団体は、当時一世を風靡していたUWFに対するアンチテーゼ的な意味合いも強く持っていたが(FMWのファンも、クソ面白くもないUWFと、勿体ぶったUWFファンの双方を、蛇蝎の如く嫌っていた)、この奇天烈なタッグリーグ戦は、その最たるものだろう。

可哀想だったのは、韓国のテコンドーコンビ。
この人たち。奇声をあげながらヌンチャクをぶんぶん振り回すなど、入場時だけは威勢がよかったのだが、体格的には普通の人に毛が生えた程度。
グラジエーターとボウダーのスーパーヘビー級コンビにぐっちゃぐっちゃの目に遭わされ、「こんな事されるなんて聞いてません」と言わんばかりに、リーグ戦を離脱して途中帰国してしまった。
まあこれはグラジエーターも酷い。80キロあるかないか程度のプロレス素人を、リフトアップしてリングの下までそのまま放り投げたりしていたし。
そしてそんなガチンコリアクション芸な光景を、げらげら笑いながら見ている観客たち。酷い話だな。

大仁田自身が自らもネタにしていたくらいだが、大仁田のカムバック劇というのは、本来有り得ない話だった。
いかに全日ジュニア戦線のトップを一瞬だけ張ったとは言え、大仁田は決してトップレスラーではなかったし、しかも膝を壊して引退してブランクもある身だ。
そんな人間がUWFが一世を風靡しているプロレス界に舞い戻ってきて、単身団体を興す。その団体を軌道に乗せるために、ありとあらゆるいい加減な思いつきを実行する。
この時期のFMWは、闇雲でヤケクソなパワーで無理矢理驀進する、とてもスリリングで眼を離せない団体だった。
その集大成が、このしっちゃかめっちゃかなリーグ戦だったのだろう。

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タグ:プロレス
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2009年12月03日

【いつでもどこでも 大仁田厚の政治クイズDS】

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人がインフルで丸一日ぶっ倒れている間に、”マニー・パッキャオが再びフィリピン下院選に出馬”なんてニュースが流れていたようですが、また今回も”パッキャオが議員になったら試合をしてくれなくなる。落とそう!”という有権者の冷静な判断がくだされるのでしょうか。
誰かが橋下だの森田健作だのがぼこぼこ当選する日本の知事選システムを教えてあげたら、パッキャオは「そんなチョロいシステムなら、俺だったら楽勝するのに!」と歯噛みするんじゃないでしょうか、
そんな知事選に名乗りを挙げたのが大仁田厚。
すれっからしのプロレスマニアの間では、やることなすことは滅法面白いんだけど、人間性だけは全く信用がならないという、まさにアントニオ猪木なみの評価を得る大仁田ですが、どうやら世間ではそう思っていない人も多かったらしく、40万票あまりを集めて参議院議員になってしまったことも、記憶に新しいです。
まあ、あれは”落選したら大仁田がプロレス界に舞い戻ってきてしまう。何としてでも当選させよう!”という、プオタたちの冷静な判断によるものだったのかもしれませんが。
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異種格闘技バトルロイヤル、有刺鉄線デスマッチ、異種格闘技タッグリーグ、水上プロレス、地雷爆破デスマッチ。適当な思いつきを、自分の身の丈にあったサイズに落とし込んで、無理矢理実行してしまう術に長け、それによってプロレス界でのし上がっていった大仁田ですが、執拗な根回し手回しを必要とする政界は、生憎とそんな”適当な思いつきを無理矢理実行する”というやり口が一番通用しない世界。
制限の中でなんとかパフォーマンスを披露しても、周りに居るのは、そんな伊達酔狂を理解してくれる東スポや内外タイムス(R.I.P.)の記者たちではなく、クソ面白くもない政治記者ばかりときています。
思いあまって杉村太蔵にプロレスをふっかけるも、あっさりシカトされる始末。真鍋由みたいな、いい年こいたサラリーマンのおっさんまで、義理堅く大仁田のプロレスに真っ向から付き合ったというのに、このくだらない若僧は何を考えているんでしょうか。身の程を知れ!
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そんなこんなで、何もかもうまくいかない政界に嫌気がさして、とっととおさらばした筈の大仁田ですが、やはり知事の椅子というのは議員とは違う魅力があるのでしょうか。議員と違って橋下や東国原のように適当なことふいて目立てる旨味もあるし。
万が一当選でもすれば、”現職議員大仁田を当て込んだはいいが、作っている最中に大仁田が議員辞めちゃったんで、まるっきり意味が無くなってしまった”本作も、再び脚光を浴びられるというものです。
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主人公(ぺーぺーの陣笠議員という設定)が新聞を読もうとすると、突然雪崩れ込んできて主人公に一発喰らわす大仁田厚。
「馬鹿野郎!そんなもん読んだら危険だろうが!」
そ、そんな。この新聞、産経とも朝日とも聖教とも赤旗とも書いてありませんよ!
「こんなものを読むと暗示に掛かってしまうぞ!」
だ、だからといって、痛いニュース経由のトピックを嬉嬉として撒き散らすおめでたい奴にも、なりたくありませんよ!
いくら抗弁したくとも、すべてを「ファイヤー!」の一声で力尽くにまとめてしまう大仁田センセに敵うはずもなく。
”悪の新聞の暗示にかかった悪の覆面議員軍団から日本を救う”ために、日本全国を大仁田センセと一緒にドサ回りしながら、演説という名のクイズをこなしていくハメになるのです。
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各都道府県ブロックのラストには、謎の覆面議員たちがボスとして待ち構えており、彼らをクイズで倒すと大仁田センセがプロレス技でとどめを刺してくれると言う流れ。
それって単に、大仁田センセがクイズに答えられないから、それを無理矢理主人公に代行させているだけじゃないんですか?
大仁田さん、ホントに答え分かって問題出してるんですか?そんな疑問も全て「ファイヤー!」の一言でなし崩しにされるだけ。
ボス戦も結局は単なるクイズなので、盛り上がるはずもなし。連中のマスクをひっぺがしてみたら、正体は世耕だったとか、蓮舫だったとか、山本一太だったなんて気の利いたオチがあるはずもなし。
大仁田という強烈な男ですら、政界というフィルターを通してしまうと、こうも薄味な存在になってしまうのか。
同じ大仁田登場ゲームである大仁田厚FMW(スーファミ)の強烈さと比較すると、そのフィルターの濾過力を、つくづく思い知らされます。

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posted by 与一 at 18:40| Comment(2) | TrackBack(0) | ニンテンドーDS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月01日

【Primal Rage】格闘ゲームの最高峰

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ある日、宇宙からでっかい隕石が落ちてきて、人間はみんな「バカんなっちゃった〜!」(ナゴムバンド、死ね死ね団の名曲"BAKA"のイントロ風に)。
そんなところに、その隕石の余波で各地に封じ込まれていた恐竜たちが甦ってきたから、さぁ大変。
「おいおいおい、俺たちが眠ってる間に、こんなちっぽけな連中がこの星を支配していたのかよ。笑わせるぜ」
そう言われても、もはや脳みそが退化の改新を迎えてしまった人類は、すっかり無力な生きものに成り下がったので、もはやこの地球の新たな支配者を「へへーっ」と平身低頭して拝む他はなかったのでした。
人類たちに神と崇め奉られ、時にはそんな人類をひょいひょいつまみ食いしながら、すっかりいい気分になった恐竜さん。
「この調子でDEVOな信奉者たちを増やして、この星全部を支配しちゃおうかな」
ところが同じ考えの連中も、やはりあちこちに居るもので、そんな者同士がどっかでばったり出くわしたりすると、
「おめー、あに見てんだよぉぉ!?」
「おっめーこそ、あに見てんだよぉぉぉぉ!?」
「やんのか、こらぁ!?」
「おお!」
と、たちまち原始的な闘いに突入してしまうのは、そりゃあ無理からぬことですって。
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正司敏江の相方は?「れいーーーじ!」
そんなかけ声で火蓋が切られる恐竜大決戦。前足で引っ掻き、後ろ足で蹴り上げて、首筋にがぶり。
華麗なコマンド技とか、流れるようなコンボとかは無いんですかって?そんなオタク臭いことを言ってるから、お前ら人間は退化しちまったんだよ!
格闘ゲームを名乗りながら”格闘”の本質には、全く近寄らなかった有象無象ゲームと違って、このプライマルレイジは、格闘という原始的な行いを真っ向から再現したゲームなんだよ!
相手の息の根が止まるまで齧りつけ!ついでに野次馬も食っちまえ!生きるか死ぬかのシチュエーションでの格闘とは、そういうもんだ!
だいたいコマンド技を出そうにも、ボタン同時押しっぱなしのまま方向キー入力なんて、変態じみた操作ができるわけねえだろう!
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ゲームギアからアタリジャガーまで、それこそありとあらゆるハードに移植された、この名作アーケードゲームの3DO版を発売したのは、韓国のゴールドスター(LG電子)。
3DO規格のハードと言えば、一般にパナソニックの3DO REALを指すことが多いですが、パナソニック以外にも、サンヨーとLG電子から3DO規格のマシンが発売されていたのです(サムスンも参入を予定していたが、確か寸前で思い留まったはずだ)。
この3DO版プライマルレイジは、英、独、仏、伊、スペイン、ポルトガル、そして日本と、7カ国の言語が選択可能。
ただしその日本語は、アジア諸国の観光地などでよく見かける、直訳丸出しの面白日本語。
オプション画面に、難易度やラウンド数なんて文字に並んで、”くれを動かせ”という不思議な一文が踊っていたのには、思わず首をひねりました。
正解はクレジット数。Creditがどこをどう間違ってそう訳された!?
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中川家の弟は?「れいーーーじ!」
そんなかけ声でおっ始まる原始大格闘には、もちろん各種フェイタリティも完備。
青猿野郎に至っては、相手の死体に小便をかけるなんて、畜生だから許されるようなフィニッシュ技もあるほどですが、ここはヘタに人間じみた動きを見せる赤猿や青猿よりも、やはり見るからに恐竜恐竜した連中をチョイスしたいところ。
もっとも恐竜連中のフェイタリティは、相手を食べちゃう関連のものがやたらと多いのは、ご愛嬌ですが。
遊ぶ者の心臓を鷲掴みにするような、文字通りプリミティブな輝きにみちたこのプライマルレイジ。
スト2やバーチャに全くピンと来なかったオイラに、格闘ゲームの楽しさを教えてくれた傑作ですが、そこで「あんたが理想とする格闘ゲームと、世間一般が理想とする格闘ゲームは、それぞれ全く次元の違うところに存在してるから!」なんて身も蓋も無いことを言わないでくださいよう。

<海外版 / 日本の3DO本体で動作します>

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2009年11月30日

【ドリームクラブ】をダシにして殆ど野球の話題

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「はじめまして、魅杏です」
いやぁー、まさかこんなところでお逢いできるとは、光栄ですよ−。
「そんなこと思ってもいないくせに」
そんなことありませんて。さすがに現役時代の勇姿は見たことはないんですけれど、お噂はかねがね聞いておりますって!
「?」
歴代の記録を眺めていると、王、山本、水谷、若松なんて流れの中に、突然あなたの名前が出てきて微妙に脱力したもんですよ。
「何を言ってるのか、さっぱり分からないわ」
ポンセが関内で客引きやってるのを見かけたなんて言ってる奴が居ましたけど、あれですか?横浜大洋の選手は、契約が切れた後も日本に残って働く習慣でもあるんですか?
「……あたしは元大洋ホエールズのミヤーンじゃないっ!」
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え?ち、違うんですか?
「こんな店に入ってミヤーンが出てきたら怖いだろう!それにそんな古い選手の名前持ち出されても、殆どの人はついて来れないわっ!」
そ、それもそうですね。
「それにポンセが関内で客引きやってたって話も、ポンセに失礼だ!ポンセに似た怪しげな外国人なんか、神奈川県内だけでもごまんと居るわっ!」
いや、それってそっちのほうがポンセに失礼じゃ……。
「モデルをつかまえて、あんなひげ面オヤジ呼ばわりする方が、よっぽど失礼だわ」
あ、そう言えばね。僕、ある法則を発見したんですよ。
「法則?」
最近の横浜ベイスターズは、それこそ毎年のようにへっぽこ外国人を引っ張ってきますけど、それはその法則に沿ってないから、そんなことになるんです。
「そんな話、誰も興味無いと思うけど、念のため聞いてあげるわ。どんな法則?」
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横浜の外国人は、脱力系の名前だとみんな成功するんですよ!ミヤーン、シピン、ポンセ、パチョレック。ほら、脱力系の選手は、みんな凄い成績残してるでしょ!?
「…………」
逆に濁音の入った力強い名前の選手は、みんなろくな結果を残さないんですよ。ドスター、ズーバー、ベタンコート、ビグビー。ほら、濁音系の選手は、みんな期待はずれだったでしょ!?
「……お言葉ですけどね。じゃあブラッグスも結果を残さなかったと仰るんでしょうか?」
あ………。
「脱力系の名前はみんないい成績を残す?ポゾって、そんなに打ちまくりましたっけ?」
い、いや、あの……。
「もっと考えてから、もの言いなさいよ!」
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ま、まぁ中には例外もあるかもしれないけど、この法則は基本的に間違っていないと思うんだけどなあ。もし横浜が僕を渉外に雇ってくれるなら、この法則に基づいて横浜を再び優良外国人天国にしてあげるのに。
「名前だけを基準にされたら、ベイスターズもいい迷惑だわ」
もうマンコビッチなんて選手が居たら、喜んで獲ってきますよ!
「いっぺんヘソ噛んで死ね、お前は!」
ほ、ほんとにそんな奴が、昔オリオンズに来たことあるんだから、しょうがないじゃないですかぁ!登録名マニーとかでお茶を濁したようですけど。
「チームの編成を下ネタ基準で考えてどうする!?それ以前の問題として、ドリクラの見出し打っておきながら、中身は殆ど野球。それもニッチもニッチな話題ばかりでどうするの!?」
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あなたに出てこられて真っ先に思い浮かんだのが、ミヤーンのことなんだから、しょうがないじゃないですか。
「そんな連想するの、あなただけ!」
あんな変な打ち方で、どうして首位打者獲れたのかと思うと、もう不思議で不思議で。
「ミヤーンの話題から離れろ!」
分かりました。魅杏さんの話題に戻しましょう。
「まったく……。あたし、前世はきっと猫だったんじゃないかと思うの」
あ、それ、恐らく当たってますよ。なんたってファーストネームがフェリックスだし!
「だからミヤーンじゃねえっつってんだろう!」

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posted by 与一 at 16:57| Comment(2) | TrackBack(0) | XBOX360 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月29日

【Armed and Dangerous】義賊ライオンハーツ

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俺たちは、義賊団ライオンハーツ!
モグラのジョーンジーは、俺の旧友で発破のエキスパート。
そのジョーンジーと一緒に牢獄にぶち込まれた時に出逢ったのがQ。ドロイドのクセして紅茶を愛する妙な奴だ。
レクサスは、もとは強大な魔法使いだったらしいが、今ではすっかり馬鹿になってしまっている。
そして俺はローマン。ライオンハーツのリーダーにして、このゲームの主人公。あんたらがコントローラーを通して操作するのがこの俺って寸法だ。
これに敵か味方か定かでないプロポーション抜群の美女が絡んでくれば、ある意味完璧なんだが、残念ながらこの世界では、女っ気に関しては期待しないでくれ。
今回、俺たちが狙うのは、”秩序の本”という名の魔道書。ところが、この世界を圧政する”キング”も、この魔道書をどうにかしようと、やっきになっている。
”キング”の軍隊を出し抜いて魔道書の力を解放させる。支配者に一泡吹かせるのが、義賊の役目ってもんだからな。
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ルーカスアーツが'03年にリリースした、サードパーソンシューティングの快作。
開発を担当したPlanet Moon Studiosは、あの傑作Giants: Citizen Kabutoを手がけたメーカー。近作は、聖夜を血で染めるPSPの血みどろシューターInfected。
舞台となるMilolaは東欧風の国。一見木訥そうな、そしてその実腹黒そうな人々が、農業や牧畜を営んで暮らす国だ。
だからこの世界では、あちこちを羊が呑気にうろうろしている。連中の役目は戦闘に巻き込まれること。
何せライオンハーツは三人で一個小隊なみの火力を誇っている。そんな奴らがどんぱちどんぱちやっているとこを、うろうろしている方が悪い。
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Armed & Dangerousは、ゲームとしてはごくありきたりのシューターだ。
一応背後にジョーンジーとQの二人が付き従い、黒白ボタンで簡単な指示を与えることもできるのだが、まあこの仲間への指示の要素はオマケみたいなもん。
二人は放っておけば勝手に弾をばら撒いてくれるので、STGのオプション程度のものだと思っておけば、間違いはないだろう。
登場する武器もありがちなものばかりだが、唯一”地鮫ガン”という愉快な武器がある。
これは地面の中を移動する人食い鮫を発射する武器で、鮫は地表に背びれだけを出しながら、勝手に移動して敵を探知し、バリバリと食いまくってくれるのだ。
もっとも、ぶっちゃけてしまうと、完全に見た目だけの武器で、敵が大量に出現したときは、およそ役立たずな存在になるが。
ジェットパックを手にいれると、俄然戦闘も楽しくなるのだが、残念なことにジェットパックが使用できるステージは限られていたりする。
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シューターとしては、平凡なArmed & Dangerousだけど、この作品の魅力は、ブラックユーモアがふんだんに詰め込まれたストーリーにあるのだ。
それも、ちょっぴりブラックなんてレベルじゃない。どことなくモンティパイソン的なテイストも感じさせるギャグが、これでもかと言わんばかりに挿入されていく。
俺も長いことゲームをやっているけど、いくら砂漠で遭難して飢えたとは言え、主人公の一行が無辜な民間人相手にカニバリズムに走るゲームなんて、このArmed & Dangerousくらいのもんじゃないだろうか。
いや、カニバリズムが示唆されたゲームは、そりゃ他にもあるけれど、よりによって主人公たち、しかも義賊がそんな行為に走るとは。
他にも死体ネタはちらほらあるし、中途、囚われた村人たちを救うミッションなんかでは、解放した村人を連れ回しているところが、まるで死体を引きずり回しているようにしか見えないのはご愛嬌。
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直接的なゴア描写があるわけじゃないけれど、まあ全編このノリでは、日本で本作が発売されるわけがなかっただろう。
そんなブラックなギャグ満載のお話なのに、なぜかエンディングはやたらと牧歌的なのが、これまたタチが悪い。
ゲームオリジナルであるライオンハーツ四人組は、とても魅力的なキャラクターなんだけど、残念ながらこの四人組が登場するゲームは、これ単発で終わってしまった。
本作に限らず、ルーカスアーツの非版権物のゲームは、やたらと割を食っている印象があるんだけど、気のせいかなぁ。

<アジア版 / 日本のXBOX、及びXBOX360本体で動作します>

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タグ:TPS
posted by 与一 at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | XBOX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月28日

【ウルティマオンライン】巨大七面鳥の感謝祭

ウルティマオンラインってのは、やはりあちら産のゲームでして、全シャード共通の大掛かりな季節イベントなどは、全てむこうの祝日なんかに準拠して行われます。
まあハロウィーンだのクリスマス(ハッピーホリデー)なんてのは、我々にとっても馴染み深いものですから、さほど違和感はありませんが、中には、あちらにとっては重要な行事だけど、我々にしてみれば何がなんだかさっぱり、なんて季節イベントもあったりするわけで。
感謝祭(サンクスギビングデー)なんてのは、その最たるもので、私なんかはせいぜい「一年を通して七面鳥が一番災難に遭う日」程度の認識しかありません。
今年のUO感謝祭イベントでも、どうやら七面鳥がらみのもの。最もブリタニアに元々七面鳥は棲息していませんでしたから、タウンクライヤーあたりからは、すっかり”謎の生物”呼ばわりされてるみたいですけど。
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話の種に一度くらいは、この七面鳥を狩ってみようということになりまして、お隣さんと店の常連さんと連れだって、七面鳥の出没ポイントに向かったわけです。
いずれも戦闘とは殆ど無縁なブリタニア生活を送る面々なのですが、まあ相手はたかが七面鳥です。
カベラスの狩猟ゲームシリーズなどでは、事実上スライム程度の扱いを受けている動物ですよ。
”時間内に何匹の七面鳥を狩れるかな?”そんなミニゲーム扱いされる程度の獲物。散弾銃ばんばんぶっ放しながら追いかけ回せば、ばたばたと倒れていく奴らです。
そんな軽い気持ちと装備で呑気にやって来た我々の前に現れたのは、ジャイアント・ターキーと名乗る体長5メートルほどの巨大な七面鳥。
ジャイアント・ターキー!日本語に訳せば、”巨大水の江滝子”ですよ。それはちょと怖いぞ。
しかしまあ、こちらはターキーはターキーでも、しょせんは七面鳥。なりがでかいと言っても、せいぜい肉が不味い程度のものだろうと、たかをくくって掛かっていったら、十数秒後には三人揃ってヒーラーの元に走っていくハメになってましたよ。こんなに強えなんて、聞いてねえよ!
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この巨大七面鳥。放っておけば全く無害な生きものなんだけど、怒らすと結構怖い。
さすがにこのまま帰るわけにはいかないので、何度も死にながら何とか頑張っていたら、ようやく倒せた!
このデカ七面鳥。倒すと何故か地図を落とす。これ、一体何の地図かというと、巣の在処の地図。……つくづく馬鹿な生きものですな、七面鳥ってのは。そんなの持参してうろつき回っているとは。
或いは地図がなければ自分の巣にも帰れないんでしょうか。いずれにしろ馬鹿なことに変わりはないですけど。
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地図を頼りにしばらく探し回ると、七面鳥の巣を発見。
卵を叩き割りながら、巣を探しまくると、”豊作の角”というアイテムを入手。クリックすると中から食べ物が湧いて出てくる不思議なアイテム。
おそらく感謝祭にまつわる伝統的なアイテムなんでしょうけど、我々にしてみりゃ「何これ?」なブツ。
これがお月見だの七夕なんて、我々に馴染み深い行事がらみであったら、子供だましなお団子もどきを貰っても、「うわああい、お団子だ。やったあ!」なんて無邪気に喜んでいるところなんでしょうけど、感謝祭と言われても連想するものといったらせいぜい、紳助が本番中若手芸人に「挨拶がねえぞ、こらあ」と脅しをかけている絵しか思い浮かばないしなあ。
まあこれで次の季節イベントは、いよいよクリスマス。今年のプレゼントは何なのか、今からわくわくが止みませんとも。

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タグ:UO
posted by 与一 at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする